◼︎sunset orange 層の方程式を見つけよ!!
今回ご紹介するのは"sunset orange"と名付けた、オリジナルモクテルです。
"sunset"="夕焼け"をイメージして作りました。こんなイメージです↓
実は意外と簡単に出来る作り方を紹介していきます。
"層"の作り方とは?
"層"になっているドリンクは"セパレートドリンク"や"グラデーションドリンク"などと呼ばれていて、お洒落なカフェやバーなんかでは当たり前のように提供されています。
綺麗な層を見ると「作るのが難しそう」と思うかもしれませんが、実はポイントさえ押さえれば、そこまで難しくありません!
そんな"層"を作る方程式を簡単に説明していきます。
簡単にですが、層の作り方を述べると、
◼︎比重の重たいもの=糖分の多さを知り、糖分の多いものから順番に注ぐ
◼︎なるべくゆっくり注ぐために、氷を利用する
◼︎温度差により層が出来やすくなるため、下層は冷たく、上層は暖かくする
この3点が大きなポイントとなります。
もっと砕けた言葉で説明すると、「氷を入れたグラスに、甘いものから順番に注ぐ。コーヒーやお茶を使用する場合は、温かいものを使用する。」
こんな感じになります。
"層"の方程式=糖分×温度×異物
今回の"sunset orange"は3つの材料から作られています。
◼︎オレンジシロップ
◼︎トニックウォーター
◼︎水出しバタフライピー
この3つの材料を使用していますが、糖分の多さは説明するまでもなく、想像がつくかと思います。
シロップ=濃厚な糖液と辞書では定義されていますし、トニックウォーターは苦味が強い飲み物ですが、多少の糖分は加えられています。
バタフライピーなどのお茶そのものは、糖分は0なのは言わずもがなかと思います。
糖分の問題はこれでクリアしていますので、確実に層を作るために、グラスに氷を入れます。
氷を入れる事により、液体に液体が直接注がれるのではなく、液体が氷を伝って液体へと注がれるため、必然的にゆっくりと注がれます。
最後に温度のお話ですが、こちらのリンクから動画を見て頂けるとわかるように、同じ水でも温度差によって層が出来ます。
温かいお湯が上に、冷たい水が下になっていますよね。
糖分の違いがなくても、温度差により層を作る事が可能だという事がわかります。
何度も申し上げるようですが、糖分の差が明らかですので、バタフライピーは冷たいものを使用しても、問題なく浮いてくれます。
今回ご紹介しているsunset orangeのように、糖分の違いがはっきりしている場合には、氷も温度差も利用しなくても、基本的には上手く層になってくれると思います。
sunset orangeのレシピ
それではレシピを紹介していきます。
※使用しているグラスの全量は、285ml=約9.5ozとなっています。
◼︎レシピ
・モナンフルーツミックスオレンジ・・15ml
・フィーバーツリートニックウォーター・・120ml
・水出しバタフライピー・・45ml
◼︎作り方
・グラスにオレンジシロップと、トニックウォーター60mlを注ぎ、よく混ぜ合わせる
・氷を入れ、残りのトニックウォーターを注ぐ
・最後にゆっくりとバタフライピーを注ぐと完成
より淡く層が切り替わっていくようにするために、オレンジシロップとトニックウォーターを混ぜ合わせた物を注いでから、残りのトニックウォーターを注ぐレシピとしました。
簡単に出来ますので是非真似してみてください!因みに混ぜるとこんな感じになります。
使用した材料はこちらになります。
下記にリンクも記載して居ますので、気になる方はぜひ買って試してみてくださいね!
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